第15回介護の集い@アクティブやないに参加させていただきました
吉岡です。こんにちは。
1月24日,アクティブやないにて開催された介護の集い(開催テーマ 認知症とともに)にパネリストとして参加させていただきました。
今回の介護の集いには,柳井市や周辺の市町村から300名を超える方がご来所されたとのことで,介護への高い関心が伝わってきます。
まず第1幕は,介護職の方々や地元高校生出演の介護劇「もう一度,会いたい」。
ストーリーや演出もさることながら,出演者の方々の迫真の演技力で,認知症を患う前のおばあちゃんにもう一度会いたい気持ちを私自身思い出して感動しました。皆さんびっくりするくらい雰囲気のある演技をされておられました!
(突然自宅からいなくなったおばあちゃんを家族で探すシーン)
介護劇のもう一つのテーマは,高齢者の運転免許の自主返納。家族に説得されながら,免許を返上することで自分の一つの形が消えていく不安と葛藤する高齢者の姿が演じられました。免許返上を悩む方の心情がよく表れていて,この問題をよく理解できました。
(免許返上を決めて,孫たちに表彰してもらうシーン)
この後のシンポジウムも含めすべて手話とタッチタイピングによるリアルタイムの字幕付きです。
素晴らしい介護劇(でかなりプレッシャーを受けた)後,シンポジウム「認知症 ~何が支えになりますか?~に出演させてもらいました。
介護劇の登場人物に準えながら,近年増加している高齢者の自動車での逆走事件や名古屋での高齢者徘徊電車事故判決,高齢者による交通事故で加害者となった場合の本人の責任や家族が負う可能性のある運行供用者責任,免許返納時に気を付けたいことを詳しくお話しさせていただきました。
(会場の熱気に包まれて緊張)
介護劇での介護をめぐる思い,シンポジウムでの各専門職からの知見をそれぞれ吸収でき,私自身大変勉強になりました。
関係者の皆さま大変お疲れ様でした。またお招きいただきありがとうございました。