雪は消えても消え残る

吉岡です。こんにちは。

 

一昨日,予定よりは極めて早期ではありますが,療養施設を退出しました。

これから徐々に現場に復帰します。

気力を充実させるために,この時期なら久しぶりながらここだろうと伺いました。

萬松山 泉岳寺

 

かつて当職が司法浪人を続けているころ,糊口を凌ぐためにも派遣社員として働いていたのが泉岳寺近くでした。直接の上司を含め社会に必要なことをいろいろ教えていただきありがたい職場で今でも懐かしい思いとともに常に感謝しております。

 

さて,赤穂浪士,なかでも堀部安兵衛武庸氏のお墓参りを14年ぶりに。氏の享年は34。当職既に干支一回り分多く生を貪っておりますが,義とはなんぞやといわれても正に馬齢を重ねたるごとく墓前に報告できることもなく。今何らの障害もなく生きているただただ奇跡を感じつつ墓参を続けます。

(お墓の写真はありません。澄んだ空気が深呼吸にぴったりです。高輪グリーンマンションを探すのも同業者としては一興)

 

汽笛一声新橋を~♪で始まる鉄道唱歌の2番は泉岳寺。

右は高輪泉岳寺,四十七士の墓どころ

雪は消えても消え残る 名は千載の後までも

 

気力充実してきました。名を残すような仕事ではなくとも,一隅を照らすことを続けてまいります。