裁判所めぐり⑯ 秋田地方・家庭裁判所横手支部 横手簡裁
悪い弁護士いねがぁ
吉岡です。こんにちは。
良い弁護士になるため,遥々未踏の地,秋田まで弁護士倫理を学びに行ってきました。
簡単に申しましたが遠いのなんの。東京までは飛行機で一泊,翌日東京駅から秋田県へ移動。
まずは東京駅,JR東日本系新幹線の競演を観るため出発1時間前からホームへ。やまびこ,つばさ,はやぶさ,こまち四重奏。
実に怪しからん連結。
東京駅から陸路3時間42分。ようやく横手駅に到着。
ホームと垂直に置かれる駅名標。珍しいですね。
横手駅からしばらく歩き,横手川を渡ると高台にあらわれる秋田地裁・家裁横手支部,横手簡裁。
どこの203高地かと。
あのトーチカを乗り越えなくても申立てはできるようですが,交通の便がよいとはいえません。
(なお,裁判所の規程により,裁判所敷地内での写真撮影は認められておりません。)
さて横手焼きそばでも食べに行こうかとしたところ,支部の隣に興味深い建物を発見。
明治時代に建てられた木造洋風住宅で,旧日新館というそうです。今もお住まいとのことですが,一部は一般公開もされておられるとのことで,少しお邪魔させていただきました。
こちらは2階洋間。冬空がよく似合います。
2階にある観望台からはかつて横手市を一望できたとのこと。この観望台,一畳足らずの空間ですがその中にも段差が設けてあり,非常に個性的な空間で,別荘造り(脳内)の大きなヒントをいただきました。桜の季節も映えるでしょうね。
なお,念のため。横手焼きそば。
倫理研修を受けた後は,秋田駅前の居酒屋,秋田長屋酒場 秋田駅前店さんへ。梅若会の皆さんによる秋田船方節,ドンパン節などの秋田民謡の実演があり,眼を閉じて聴いていると寒さの中で凛として生きてゆく秋田人の魂に触れられた気がして涙が溢れてきました。これは素晴らしかった。
素晴らしい演舞にアンコールが沸き起こり秋田大黒舞を披露してくれました。なまはげの実演も堪能。
最後になりますが,倫理研修受講をご快諾いただきました秋田弁護士会の皆さま,本当にありがとうございました。