交通事故 赤い本講演録等目次① H4,H6~H9

吉岡です。こんにちは。

 

交通事故訴訟で問題となる論点について,民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準(いわゆる赤い本)には,毎年,東京地裁交通専門部の裁判官による座談会・講演を掲載してあります。

この座談会・講演は交通事故専門部所属の裁判官による大変貴重な情報で,量も膨大なため忘備録を兼ねてタイトルを紹介いたします。

損害保険料率算出機構や損保業界の方の講演録も大変重要な情報ですので,また後ほど整理します。

 

H4

①傷害慰謝料について

②外国人が被害者の場合の慰謝料等について

③被用者の損害を使用者が支払った場合における使用者の加害者に対する直接請求の根拠について

④積極損害に関する相当因果関係について

⑤時効と弁済について

 

(H5赤い本探索中)

 

H6

①症状固定前後の転倒による損害拡大と因果関係

②事故態様の解明や医学鑑定等の方法

③重度後遺障害の場合の近親者慰謝料を認める現実的なめやす

④整骨院等における施術費の認められる範囲

⑤味覚・嗅覚及び性的能力の喪失・減退など生活能力の喪失・減退をもたらす後遺障害の財産的損害としての評価

 

H7

①運行補助者の概念

②内縁配偶者の賠償請求権の損害額の算定方法

③物損-休車損

④時効の中断

⑤既往症がある場合の過失相殺の適用の問題

 

H8

①搭乗者傷害保険金の給付と損害賠償

②後遺障害非該当の場合の逸失利益

③退職金・年金の生活費控除

④過失相殺率等の示談の法的拘束力

⑤外国人が本国で治療を受けた場合の治療費等

 

H9

①年金未受給者についての年金の逸失利益

②被害者死亡後における将来の治療費等の請求

③道交法上の信号機以外の規制・誘導に従った場合の過失相殺と責任

④外国で交通事故に遭った日本人被害者と日本の裁判所

⑤高額所得者が看護した場合の付添看護費

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