吉岡です。こんにちは。
今回は岡山県新見市所在の新見支部に。
人口約3万2千人,山に囲まれた静かな街で,この日も曇り空の下,深々とした空気に包まれていました。
新見の庁舎も多くの小都市裁判所支部と同じく古くからの街並みが続く細い道路を進むと現れます。
大きな道路(といっても幹線道路ではなくセンターラインのある片道1車線の道路)からも離れ,周りに大きな施設もないためこの上なく閑か。起案や尋問など職務に集中でき,ご当地着任の裁判官殿には意外と受けが良いのではないでしょうか。それに引き換え,我が岩国支部は目の前が岩国中学校。グラウンドから「いーわくーにーやーまのーわーかーみーどーりー いつつーのーはしのーかげーうーつーすー」と校歌練習が響き渡り,特に体育祭前は誰かのかたき討ちかのように鬨の声が裁判官室・書記官室に直送されます(注:私の母校です。)。
新見の話題に戻って,観光名所に鍾乳洞があるようですが,ちょっと距離が離れていたので断念。代わりに出張恒例の独り焼肉を楽しんでまいりました。
(ご当地和牛 千屋牛 漬けダレには漬けないんですね。まさか漬け忘れ?)
素朴ながら閑かに構える良い庁舎を拝見しました。
次回,天領へ。
吉岡です。こんにちは。
交通事故の後遺障害等級獲得手続きにおいては,相手方保険会社に手続きを任せる方法(事前認定)と被害者側で手続きを進める方法(被害者請求)とがありますが,どちらによるべきでしょうか。
結論から申し上げますと被害者請求によるべきです。
理由は大きく2つあります。
①等級認定時に一旦まとまったお金を手にできる
相手方保険会社に任せる事前認定による場合,後遺障害等級を認定する損害保険料率算出機構(以下「機構」)から後遺障害等級の認定を受けてもその時点で自賠責保険金が支払われることはなく,相手方保険会社との示談が成立するまでお金は入ってきません。
そのため,治療費が既に支払われておらず,また休業損害も支払われていない兵糧攻めのような状態においては,早く入金してほしいがために相手方保険会社に主導権を握られ,低い提示額で示談させられてしまうことになりがちです。
これに対し,被害者請求により手続きを行い機構から後遺障害等級が認定された場合,その時点で等級に応じた自賠責保険金が限度額を上限に支払われます。例えば,第14級であれば75万円,第12級であれば221万円(自賠責基準に従った結果稀に限度額より低い場合もあります。)といったまとまった金額が相手方保険会社との示談の前に支払われるため,被害者の方の生活や精神的な安定を取り戻すことができ,また,相手方保険会社のペースでの示談進行を阻止することができます。
②機構へ提出する資料を全て把握できる
相手方保険会社に手続きをゆだねる事前認定による場合,後遺障害診断書やMRI等の画像,経過診断書のほかに,どのような書類が機構に送付されるか把握することができません。例えば,被害者の方に不利な所見を示した保険会社側の医師の意見書等が同封されていたとしても被害者の方からはわかりません。
一方で,被害者請求によれば,確かに,経過診断書(事故から症状固定までの診断書)やMRI等の画像,事故証明書の取り寄せ,事故発生状況報告書の記入など,手間はかかります(この点が被害者請求の唯一のデメリットといえます。)が,機構に提出すべき書類は不利の無いようすべて把握でき,被害者の方に有利な所見を記した医師の意見書なども同封することができます。
当事務所では,後遺障害等級認定手続きはすべて被害者請求で行い,必要書類や画像の取り寄せや記入,医師面談同行など被害者請求に必要な内容はすべて当事務所で準備いたしております。
後遺障害等級認定や被害者請求の方法などについてご不安をお持ちの方はお問い合わせメールやお電話にてどうぞお気軽にお問い合わせください。
吉岡です。こんにちは。
今朝は広島家裁の仕事からスタートでした。
広島家裁では成年後見人選任にあたり,参与員の方等との面談を行う運用をされているようで,朝早く柳井を出て行ってきました。
(勢いで朝から尾道ラーメンを食べて後悔)
このところ,紛争処理センター,医師面談,遺言作成,離婚調停,成年後見申立等々,広島での仕事が重なってます。
おかげで,最初は涙目で運転していた広島の3~4車線道路も今では半泣き程度に上達しました。行くたびに二度と車で行くものかと思うのですが,結局1時間に1本しかない新岩国からの新幹線の不便さに我慢できず頬を引きつらせながら運転しています。
それにしても不思議なもので,本庁関連の仕事があるときは山口市の仕事が重なったり,同じく周南の事件があるときは周南市の仕事が重なったりしますが,今は広島がそのピーク。いろんな地域のお客さまからお仕事をいただけることは本当にありがたいことです。頑張ります。
吉岡です。こんにちは。
当事務所の交通事故案件実績を更新しました。(こちらをクリックしてご覧ください。)
ポイントを押さえたお手伝いによる適切な解決の事例を
ご紹介させていただいておりますので,ご覧ください。
交通事故のご相談は何度ご来所いただいても無料です。
また,出張相談も物損のみの場合を除き,
相談費用,交通費及び日当とも基本無料とさせていただいております。
ご自身やご家族の自動車保険に弁護士費用特約がつけられている場合,
着手金や報酬等をご自身の保険会社に支払ってもらうことができます(弁護士費用特約を使用しても等級は下がりません。)
まずはお気軽に電話又はメールにてご連絡ください。
電話番号(柳井事務所) : 0820-25-3355
電話番号(岩国市役所前事務所) : 0827-22-7777
【受付時間】 平日・土日祝とも 9:00~21:00
吉岡です。こんにちは。
今日相談が終わった後,お客様から突然「失礼ですが,吉岡先生ご本人ですか?」と言われました。
ええ。そうです。本人ですよ?と申し上げたら,
「いやー,ホームページに映ってる方と全然年齢の感じからして違うから!」と。
?! どっちがトシに見えました?(恐る恐る)
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「ホームページの方が50歳くらいに見えました。」
(その間は何!? てか年齢まで!?)
今の私は髪型が源氏パイみたいになってるから余計に齢とって見えたんでしょうか(そう思いたい。)。
19歳の時に27歳と言われてショックでしたが,今回さらに記録更新(ちなみに私,39歳です。)。
どんまーい
吉岡です。こんにちは。
昨日から症状固定に向けて最終確認をするため松江市の玉造にきております。
(写真は2013.1.4現在)
広島家裁で離婚調停期日に出頭した後一旦事務所に戻って新幹線と特急を乗り継ぐのはちょっとメンドイと思い,そのまま自動車できてみましたが,意外と遠いんですね。
おまけに,仕事の後は温泉でも入らせていただこうかと思うや出雲大社本殿遷宮の影響か玉造温泉はどこも予約が取れず。
しかし,遥々来た甲斐もあって,主治医からは後遺障害診断書作成に有意な情報をいただくことができました。
本件は,事故1か月後からお手伝いさせていただいておりますが,約半年後こうして症状固定を迎える時期になると依頼者の方とのシンクロ率が400%を超えて気分が覚醒してきます。なんとしても良い後遺障害等級を獲って適正な賠償額を勝ち取ろうと気持ちが引き締まる思いです。
これから広島へ遺言作成の打ち合わせ。その前にわが仔が京都1Rで走るので観戦しに米子に行ってきます。午後5時に着けるかな?
吉岡です。こんにちは。
今日の朝一番は,周南にて交通事故被害者の方と医師面談をしてきました。
事故後半年以上たってからご依頼いただいた方で,症状固定に向けて当事務所で事故時からこれまでの経過等を把握する必要があるため,脳神経外科医と面談させていただいた次第です。
面談の結果,被害者ご本人も把握されていなかった骨折が複数見つかり,また症状と交通事故との因果関係について肯定的な所見をいただくことができ,適正な後遺障害等級獲得のため大きな一歩を踏み出せたところです。
このように,医師面談をすることにより被害者ご本人や経過診断書からだけでは把握できない情報を得ることができることが多く,また主治医との信頼関係の構築をはかることもできるため,当事務所ではなるべく被害者の方と同行して医師面談をさせていただくようにしております(被害者ご本人がいなくても同意書があれば面談は可能ではありますが,やはりご本人にも面談内容をお知りいただきたいためご同行をお願いしております。)。
交通事故のご相談は無料でお受けしておりますので,どうぞお気軽にお問い合わせください。
(柳井縞まつりにて)
吉岡です。こんにちは。
昨日羽田からの最終便で岩国に戻ってきましたが,移動時間が少ないからかあまり疲労を感じていません。
今日朝一の仕事は,新規移転した岩国医療センターでの医師面談でした。
ある関節部分にお怪我を負われた被害者の方に後遺障害が残る可能性があるため,適正な後遺障害等級獲得の準備をしています。
(随分きれいになりました。タリーズコーヒーなんかも入っちゃってます。)
主治医との面談の結果痛みの原因が特定できました。後日,損傷の部位や程度を確認するため,解像度の高い3.0テスラMRIのある病院に行くことになりそうです(後日確認:国病でも3.0テスラMRIがあるとのこと。)。症状固定までまだ時間がありますが,しっかり準備していこうと思います。
あとは,保険会社に遅れがちな休業損害の支払いを急ぐように伝え,振込日の確認をしたところで一段落。
今週は周南,広島や松江での症状固定立会など外出が続き,体力勝負になりそうです。
新緑の季節ですが,明日からは暑くなりそうですので,皆さまもどうぞお気を付け下さい。
(昨日の神田神保町界隈 緑が映えていました)
吉岡です。こんにちは。
久しぶりに東京出張中です。
遺産分割調停のほか,貴重な文献のコピーや相続人の所在確認をしに来ています。
昨日の午後は,東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館に手数料を払って入館し,いわゆる「赤い本」(民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準)掲載の講演録を1994年度分からコピーしていました。
交通事故を専門的に扱う弁護士にとって,上記の赤い本はなくてはならない本で,なかでも下巻に毎年掲載される東京地方裁判所民事第27部(交通事故専門部)配属の裁判官による講演録は教科書であり理論を理解するために大変重要なものです。バックナンバーはほぼ手に入らないため意を決してコピーしてきた次第です。コピー1000ページ超,3時間超,代金2万円超。これだけ手間とお金をかけるとコピーしただけで内容を全部理解した気分になるから困ったものです。
あとは,府中の動物園に神保町に行って医学書専門店を冷かしてくれば出張目的達成。時間が余れば府中に河童橋に行っていろんな調理道具を見繕ってみたいと思ってます。
それにしても東京には何でもありますよねぇ。特に上記の東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館には貴重な文献が多く所蔵されており東京出張の一つの楽しみになりそうです。
赤レンガの法務省旧本館と東京地方・高等裁判所
事務局Tです。
皆さまGWはどのように過ごされましたでしょうか?
私は、以前一気読みした三浦しをん作「舟を編む」という小説を休みの間にじっくり読み返してみました!
「大渡海」という辞書つくりに情熱をかける登場人物らのキャラクターがバラエティー豊かでクスッと笑ってしまう箇所があったり、辞書作りの過程では、普段何気なく発している言葉の多元的な意味を考えさせられたり…
言葉の大海原の中に漂いつつも目指すべき指標に進む舟=辞書を編纂する作業に情熱をかける様が描かれもう一度読んでみたいと感じる小説でした!
映画化もされたようなので、映像でも楽しめそうです♪