裁判所めぐり⑲ 新潟地方・家庭裁判所新発田支部 新発田簡裁
2022.08.10 |
吉岡です。こんにちは。
縁あって新潟県は新発田市に伺いました。大学同期や元銀座のホステスなど活発な人材の出身地ですので,心が躍ります。
まずは,新発田といえばこの方。堀部安兵衛武庸。大学同期とよく飲み遊んだ高田馬場の決闘の人。今は四十七士の墓所泉岳寺に眠っておられることは以前記しました。
江戸を向いておられます。前も書いた通り,彼の享年を越えてなお生を貪る日々を送る当職でありますが,毎日,生きていることの喜びを感じております。
さて,いよいよ新発田支部にむかいます。新発田城から歩いていますと……
なんとっ!こっこれは立派な!当職ら憧れの地,最高裁判所を彷彿とさせるお姿
の新発田市市民文化会館。紛らわしいと思う人はいないと思いますが,心躍りました。
真打はこちら。戦車道ならぬ支部道があれば,黒森峰級,いまだ木鶏たりえずと王者の佇まい。
敷地内に「布団掛けの松」があるとのこと,享保時代の大火の際に,布団に水をかけて守った松だそうです。エピソードなら,岩国の槍倒し(こかし)の松もいいお話ですよ。
犬の散歩をするなとわざわざ看板立てるほどの散歩愛に満ちた街なのでしょうか。初めて見ました。犬の散歩もダメですけど,敷地内での撮影も裁判所規程によりできませんのでお気を付けください。
支部目の前の法律事務所では日曜日朝8時なのに先生が既に執務中のご様子。裁判所の方々や法律に関係する職業のみんなが支部のある皆さんの安定した生活を支えるために日々頑張っておられるわけです。同業者としてかくありたいものです。
商店街に作られたようで街の拠点としては存在感あふれています。新発田市提灯もおもしろいですが,加えて紅白幕とは。新発田市出身者が活発な人間に育つのもなんとなくわかったような気がします(笑)