柳井の朝
2022.07.20 |
吉岡です。こんにちは。
ようやく良い陽射しの朝を迎え,久しぶりに散歩しながら事務所へ。
不思議なもので,朝日を10分浴びていると,頭の中のいろんなものが溶けていくのか,とてもすっきりリセットできます。
府中の事務所に滞在しているときは,大國魂神社の境内を通って事務所に向かいますが,そこでは朝日が木漏れ日となって降り注いできます。
こちら柳井ですと,開放感に満ちた陽射しを浴び,事務所に着く10分の間に頭の中をきらっきらにできるんです。
王維の詩,鹿柴があります。
空山人不見
但聞人語響
返景入深林
復照青苔上
静かな山の中に夕日が苔を照らすそのひとときの情景を詠っています。
今日の散歩の途中,朝早く誰もいない公園のブランコに朝日が映えて。苔の瑞々しさや柔らかな感じはありませんが,少し気温が上がってきている中でふと夏休みのラジオ体操を思い出しました。
朝早くから感慨に耽るのもほんの少しの時間なら。