山口県社会福祉士会 SSW研修会にて事例共同報告をさせていただきました

先日,山口県セミナーパークにて開催されました山口県社会福祉士会「SSW研修会」にて事例報告をさせていただきました。

(最大の関門は朝9時に鋳銭司まで辿り着けるかどうかでしたが)

SSW(スクールソーシャルワーカー)の方からのご紹介でお手伝いをさせていただいた案件でした。

子どもを連れ去られた事例について,SSWの方と力をあわせ,相談から約2か月弱で子どもを無事連れ戻すことができた事例です。

 

法的な一般的手段としての監護者指定,子の引渡(及びそれら保全処分)のほか,市教委,学校,児相,警察署生活安全課との連携,相手方親権者の説得など,実際に計画を実行してから1か月弱の間にSSWの方の情報収集力をもとに,児相や弁護士など両翼に配置しての鶴翼の陣を組み一体となって子どもを取り戻しました。

紆余曲折のあった本件で,いま振り返ってみても手に汗握る展開でした。

SSWの方の関係各所との調整力,即ち胆力とコミュニケーション能力を目の当たりにでき,大変勉強になった事例ですので,SSWの方との共同報告にも力が入ります。研修には県内外のSSWの方々など80名を超える人数が集っておられ,大変熱気に満ちた集会となっておりました。

お招きいただきありがとうございました。これからもSSWの方をはじめ社会福祉士の方々と力をあわせ,地域に密着し子どもの活動を守り続けていきたいと思います。